ウジルカンダ やんばるの植物

ウジルカンダは巨大なマメ科植物

ウジルカンダ(別名イルカンダ)は巨大なマメ科のつる植物。やんばるの森を歩いていると、足元に紫褐色の花びらが落ちていました。なんだこれと思って上の木の間を見ると、咲いていましたウジルカンダ。花序は30cmもある大型のものです。花のひとつひとつも長さ5cm程度もあり、驚くくらい大型です。

 「ウジル」は沖縄の楽器である三線の弦の中で一番太い弦のこと、「カンダ」はカズラのことです。「イル」は色のことになります。

 よく見ると太いツルだけがあり、そこから花茎が飛び出し、長い花穂が垂れています。葉も花の周りにはありません。ウジルカンダは、かなり変わった形の植物です。

ウジルカンダ(別名イルカンダ)
Mucuna macrocarpa
写真の葉の多くはフカノキの葉です。
3小葉があるのがウジルカンダの葉です。
太いツヶウジルカンダのツルです。

EOS 6D Mark II
EF100mm F2.8L マクロ IS USM
ウジルカンダの花
一般の豆よりも大きいですが、
マメ科特有の花の形をしています。

OM-D E-M1 Mark II
EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
ウジルカンダのつぼみ
これもまたおもしろい形をしています。

OM-D E-M1 Mark II
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO