モクレン科 ユリノキ属 ユリノキ
北アメリカ大陸の東部に分布する落葉高木で、日本でも公園の植木や街路樹として親しまれている木です。英名はTulip treeなので本来はチューリップの木とするべきですが、なぜかユリノキになってしまいました。花の様子が似ているということからです。
明治初年のころに日本に入ってきました。巨木になり高さ13m以上になります。花の直径は6cmもありますが、高木なため、高いところで花が咲くことが多いので、下から見てもなかなかよく見えません。でも近いところで見ることができると、オレンジ色の模様が見えます。
ユリノキの特徴は何といっても葉っぱにあります。四方に伸びた葉っぱが上着のようです。