初夏の乙女高原
乙女高原は奥秩父の中にある高原性草原です。昔はスキー場だったようです。草原の斜面にたくさんの草地を好む植物が生えています。
標高は2000m近くあるので、下界が暑くても乙女高原は涼しく、先日、乙女高原を歩ているときは寒いほどでしたが、甲府盆地に降りてきたときは、暑くてくらくらしました。
駐車場は乙女高原脇にありますので、駐車場からすぐに、花咲く草原に入れます。こんな標高が高い場所にまで車で入ることができるのはとても良いです。乙女高原は普通に一周しても30分程度です。ここを来週のボタハイでは一日かけてのんびりと植物を撮影、観察しながら歩きます。
登山道は、とてもよく整備されていて、段差も少なく歩きやすいものです。一部道に水が溜まっている場所がありましたが、山を歩いた前日に大雨が降ったからでしょう。
キンバイソウ、タチフウロ、アヤメ、カラマツソウ、オオバギボウシ、クガイソウ、ヨツバヒヨドリ、オオヤマフスマ、キリンソウ、ウマノアシガタ、ヤマホタルブクロなどの美しい花々がたくさん咲いているでしょう。
キンポウゲ科 オダマキ属 キバナノヤマオダマキ
フウロソウ科 フウロソウ属 タチフウロ