飯綱山古墳群を歩く
この場所は毎年雪が最後まで残るカタクリ群生地です。今年は大雪ですが、暖かく雪どけも早いので、そろそろ開花しているのでは思っていました。さらに六日町の観光案内所で「もう雪はとけはじめていますよ」と言われたので、予定通り飯綱山古墳群を歩くことにしました。
登山口からカタクリが群落をなし、青色のキクザキイチゲや、よい香りのアオイスミレ、オオタチツボスミレなどたくさんの花が咲いています。途中には残雪がありますがその奥にはカタクリの花が・・・。振り返ると、明日登る予定の坂戸山、その後ろには八海山をはじめとする越後三山から長く続く雪山が、真っ白く連なり、澄んだ青空とのコントラストが印象的です。春の新潟の山は素晴らしいです。
しかしおもしろい古墳群です。たくさんの円墳があります。そして古墳の上は雪どけが早いために、たくさんのカタクリが咲いています。ここはカタクリばかり。そこで、尾根に上がって浅春の明るく美しい自然林を歩きました。するとそこにも花がたくさん。
オオイワカガミ、タムシバ、ユキツバキ、オクチョウジザクラ。美しい春の林にたくさんの花が咲いていました。
登りには何時間もかかったのですが、帰りはあっという間です。思ったよりもあっという間に山を下りてしまいました。日帰り組と分かれ、ホテル宿泊組は早めにホテル方面に向かいました。