春は少しずつ ノボロギクも咲いている

キク科 キオン属 ノボロギク

 少しずつ、春の気配が目に見えてきました。ウメの花が咲き、ジンチョウゲの花がよい香りで花開き始めています。道端ではノボロギクが咲いていました。ほかにもミチタネツケバナなど、春の花がどんどん咲いていくでしょう。

 ノボロギクの名は、野に咲くボロギクの事です。ボロギクとはサワギクの別名です。サワギクがなぜボロギクかというと、サワギクの頭花の集まって咲くところを「ぼろきれが集まっているようだ」ということでボロギクとなりました。残念な名前です。

 帰化植物で、畑の雑草ですが、都会でもよく見られます。私はけっこう気に入っています。この後綿毛がどんどん出てくる、そんなノボロギクの風情もいいですね。葉にクモ毛が生えているタイプもあれば、毛がないタイプもある様です。

 

ノボロギク
Senecio vulgaris)
広角レンズでググッと寄って、
道路の雰囲気も入れ込んでいます。

Canon EOS R
Canon RF16mm F2.8 STM