セリ科 ザントシア属 レシュア-ルサザンクロス Lesueur Southern Cross
西オーストラリアのレシュアール国立公園周辺にのみ分布する、とても珍しい植物。一見セリ科に見えないが、よく似ると花の構造などがセリ科です。
名前の由来は、花序が4方向に伸びており、ひし形をしている南十字星(サザンクロス)に形が似ているから。名にもつかないサザンクロス(花名)は西オーストラリア南部にのみ分布し、今回はその方面には行かなかったので見ることはできませんでした。花色は白ですが、たいてい汚れていて、レシュアールサザンクロスのほうが、真っ白で美しいです。
セリ科の植物としては色々と変わっていますが、半乾燥地を好み、半蔓性で地面を匍匐し、藪にあってはその上に這うように伸びます。