レシュアールサザンクロス 西オーストラリアの植物

セリ科  ザントシア属 レシュア-ルサザンクロス Lesueur Southern Cross

 西オーストラリアのレシュアール国立公園周辺にのみ分布する、とても珍しい植物。一見セリ科に見えないが、よく似ると花の構造などがセリ科です。

 名前の由来は、花序が4方向に伸びており、ひし形をしている南十字星(サザンクロス)に形が似ているから。名にもつかないサザンクロス(花名)は西オーストラリア南部にのみ分布し、今回はその方面には行かなかったので見ることはできませんでした。花色は白ですが、たいてい汚れていて、レシュアールサザンクロスのほうが、真っ白で美しいです。

 セリ科の植物としては色々と変わっていますが、半乾燥地を好み、半蔓性で地面を匍匐し、藪にあってはその上に這うように伸びます。

レシュア-ルサザンクロス
Xanthosia tomentosa
咲き初めなのでとてもきれいです。
赤土の場所を好むようです。
他に灌木がないと、
初心のように地面を広がります。
まだ蕾もたくさん
花期は9~11月。
別名レジュアールサザンクロス。

Canon EOS R
TS-E17mm f/4L
レシュアールサザンクロス
花のアップ
確かによく見ると4つの星に
見えてきます。

Canon EOS R
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
レシュアールサザンクロス
花のさらにアップ。
こうすると南十字星みたいに
見えませんか?

Canon EOS R
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM