最近入手したレンズCanon RF14-35mm F4 L IS USMを昨日、目黒の自然教育園でテスト撮影してみました。撮影時間は1時間30分程度で、十分なテストはできませんでしたが、とにかくどのようなレンズかを知るために、できる限りの被写体を見つけて撮影しました。
手に入れたら、まず、このレンズ RF14-35mm F4 L IS USMで植物を撮るとどのような感じになるかを確かめなければいけません。この時期なので、花は少ないから果実や紅葉などを撮影しました。カメラはCanon EOS Rというフルサイズのカメラです。
超広角レンズを使った植物写真では、大きな景色の中で植物を撮影することができます。手前から奥までそして横にも広々と写真を撮ることができます。できるだけ緻密で、細かいグラデーションを写し込み、奥行きが感じられる写真を目指します。今までRF16mm F2.8 STMという単焦点超広角レンズを使っていました。このレンズは被写体に近寄れるのはいいところです。しかし、このレンズで撮影すると、なぜかなんとなく薄っぺらい感じがしていたのが気になっていました。
さて、この RF14-35mm F4 L IS USMの最大の特性は、超広角レンズでありながら、被写体に近寄れることです。植物に近寄ることにより、メインの植物が画面の中でよく目立つのです。ある程度、景色を入れながらマクロレンズのように使うことも可能です。
RF14-35mm F4 L IS USMのもうひとつの特徴は、超広角レンズなのに、手振れ低減機能がついていることです。どのくらい手ブレが低減できるかということもテストの重要な目的です。広角レンズを使うときはカメラを植物にググッと近づけます。こんな時に手ブレ低減機能が有効です。
そこで今回は、マクロ写真ほどではありませんが、できるだけ植物に寄って撮影してみました。感じたのは、これだけの超広角レンズにもかかわらず、軽いことです。ズームリングが太くて扱いにくいですが、すぐに慣れるでしょう。ファインダーを覗いて撮影しただけで、シャープで解像観がよく、ヌケがよくコントラストがあって、逆光に強いことがある程度わかります。ただし、近接撮影時にちょっと滲んだが感じが見られることがあり、ここはもう少しチェックが必要です。
まだ、完全い使いこなしているわけではありませんが、とにかくRF14-35mm F4 L IS USMのファーストインプレッションです。自分自身がこのレンズをよく理解するためにまとめています。植物写真を撮るためだけの理解ですので、一般的ではない撮影になりますのでRF14-35mm F4 L IS USMのすべてを語っているわけではないので、ご注意ください。
もうしばらく、時々このレンズについて書いていきます。