ウコギごはん

 先日の奥三河ボタハイでトイレ休憩に寄った道の駅の直売所で「ウコギの新芽」が売っていました。ウコギはウコギ科の植物で、山菜として食べられている小低木です。ウコギ科の植物にはタラノキやコシアブラがあり、山菜によくある植物なのです。ただ、ウコギは山菜としては小さく、たくさん採取するのに時間がかかり、一般的に知られた山菜ではありません。それで今回よさそうなウコギを見つけたので購入してみたのです。初めての購入でした。

 ウコギを生でそのまま口にしました。(真似をしないように)山のよい香りがします。今回はうこぎご飯にしてみます。山形県ではよく食べられているようです。ウコギごはんの作り方は簡単です。まず、さっとゆでます。ゆでたては強い香り。水にさっとさらして、ぎゅっと硬く絞り、細かく刻んで、塩を少々ふって、炊き立てのご飯に混ぜました。

 白いご飯に鮮やかな緑色、なんとも美しい配色です。ウコギらしいさわやかな香りがあります。ウコギごはんを食べてみると、ふわっとしたウコギの香りです。なんだかおいしい。アクもえぐみもなく、さわやかな香りだけ。拍子抜けするくらいです。ウコギごはんおいしいです。ウコギは、さっとゆでて、水にさらして、硬く絞って、マヨネーズでも食べました。これはこれでおいしいです。

 ウコギごはん、また食べたいです。

ウコギ
小さいウコギの新芽ばかり
集められています。
もっと大きくなったウコギもありました。

Canon EOS R
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
ウコギ
ひとつピックアップして
ウコギの写真を撮ってみました。
小さな蕾もついています。
硬い芽鱗と枝部分があれば
外します。

Canon EOS R
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

ウコギごはん
なんとも美しいご飯です。
このあとはもっとたくさんウコギを
入れてみました。

Canon EOS R
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM