植物写真使用カメラとレンズ

 たまにはカメラの話をします。私のカメラシステムはキヤノンとオリンパスがメインで、このふたつのメーカーのカメラを使い分けています。

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II 

 最近のブログの写真の多くはこのカメラで撮影しています。オリンパスのミラーレスカメラOLYMPUS  OM-D E-M1 Mark IIです。マイクロフォーサーズというレンズ交換型のデジタルカメラでは小型のカメラです。通常の撮影なら画質はすばらしく、高感度撮影も何とかこなせます。最大の特徴は1回のシャッターで何枚もピントをずらしながら撮影し、ピントが合っている部分をカメラ内で合成する「深度合成撮影」です。ピントが合っている部分だけくっきり写り、ボケたところはボケボケに、という撮影が可能になります。この高度な撮影が手持ちでできるのがこのカメラのすごいところです。

防滴防塵性能も高く、レンズ表面に雨滴が付かなければ、雨の中でも平気で撮影できます。また、連写速度も速くEM5ーMarkⅡよりも手持ち深度合成撮影の成功率が飛躍的に上がりました。SDカードが2枚入りますので、カード入れ忘れがなくなりました。

OLYMPUS  M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

 マクロ撮影以外で撮影するレンズはこれが多いですね。マイクロフォーサーズ規格のレンズではものすごく大きく重いのですが、広角域でこれほど被写体に寄れるレンズは存在しないので、このレンズを愛用しています。

 24mmレンズ、35mmレンズ、50mmレンズ、100mmレンズ、200mmレンズの5本のレンズがまとまっている感じです。たくさんのレンズを持たないでよいのでそれだけ軽量化が可能です。

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS  M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
このキットで色々撮れます。
フルサイズの画角はほぼ24~200mm相当
絞り解放から使えます。
手振れ補正も強力。

OLYMPUS  M.ZUIKO 60mm マクロ F2.8

 マクロレンズはほとんどこれ一本しか使いません。フルサイズで焦点距離120mm。軽く小さく、解像度が高く、玉ボケが大きく美しく、繊細でとてもよい写りをするレンズです。撮影倍率は等倍ですが、画像素子が小さいマイクロフォーサーズの利点で、実際は2倍の大きさに写ります。

OLYMPUS  M.ZUIKO 60mm マクロ F2.8
軽く小さいのがこのレンズの特徴

レンズ以外のマクロ撮影機器

 フラッシュもオリンパスは小型でいいですね。付属のフラッシュFL-LM3はたったの51g。マクロ用フラッシュも小型軽量で価格も安いです。