タイワンクズ 西表島の植物

マメ科 クズ属 タイワンクズ

 北海道から奄美大島までに生えるクズに近い植物です。タイワンクズをよく見ると、やっぱりクズとは、ちょっとずつ違いがあります。

 花色はクズの赤紫色ではなく、タイワンクズは青紫色。タイワンクズの花穂は葉よりも高く伸びることが違います。このため、タイワンクズは葉の上に花が集まって咲き、群落として見ごたえがあります。葉はどちらも大きい三小葉ですが、葛の葉は広く深い切れ込みがあり、タイワンクズの葉は比較的細く切れ込みがないことなどが違います。

 今回の旅で、タイワンクズはちょうど花期の真っ盛りでしたが、滞在している間に、どんどん花が咲いていくのがわかりました。クズと違って花期は短いようです。タイワンクズの花は、花穂の下から上へと咲いていきます。花の長さは1.2~1.5cm。奄美大島から沖縄までに分布します。

 西表島だけで見られる植物ではないのですが、10月に琉球諸島に行ったことがあまりなかったので、意識しなかったのかもしれません。今回はちょうどタイワンクズの花期と滞在期間がぴったり合っていたので、タイワンクズに強くひかれたのかもしれません。ともかくタイワンクズはいい花です。

タイワンクズ
Pueraria montana
台湾葛
クズと違って、
マット状になって樹冠を覆ったその上に
たくさんの花を穂付けて花を咲かせるから、
タイワンクズの花はゴージャスに見えます。
タイワンクズの花の下に、
キョウチクトウ科のホウライカガミの花が咲いていました。

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS  M.ZUIKO 60mm マクロ F2.8

タイワンクズ
花のアップ。
花穂がクズより長く、
タイワンクズの蕾が長く伸びています。
蜜マークの黄色が目立ちます。

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO


 

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