バリラ ロベルティアナ(ラン)キプロスの植物

 キプロス島も思い出深い島です。地中海植物の宝庫であるだけでなく、古いキリスト教文化、古代ギリシアの雰囲気がが残る街。地中海の青い海。新鮮な海産物と山の幸。優しい人々。いいところでした。

 とにかく花の情報が少ない島でした。でも山を歩いていて、小さな高山性のスミレを発見できたことはとてもうれしかったですね。2回目のキプロスでは幸いなことに、よいボタニカルガイドの案内でたくさんの植物に出会うことができました。ランもたくさんありました。バリラ ロベルティアナ(Barlia robertiana)はクレタ島などでも見かけましたが、ててもいい状態の花に出会えました。花色はとてつもなく複雑です。

バリラ ロベルティアナ
Barlia robertiana)
英語ではジャイアントオーキッド
地中海~地中海アフリカに
広く分布します。
草丈50cmにもなる大型のランです
バリラ ロベルティアナ
Barlia robertiana)
なんか人形のような形をした花です。
へんてこです。
この花が
草地ににょろりと立っているさまは、
独特な雰囲気があります。