コハクラン 北八ヶ岳の植物

ラン科 コケイラン属 コハクラン

 北八ヶ岳に探しに行ったのが、このコハクラン(琥珀蘭)。思った通りの小さなランでした。とてもかわいいランです。咲いていれば、まず見逃さない大きさと美しい花です。花をよく見るとランそのものの花の形です。初めて見ることができて、とてもよかったです。

 萼片がきれいな茶色をしており、これを琥珀に見立てたのでしょう。一枚しかない葉が小さく、特徴的です。花はすでにピークを過ぎかけており、もう少し早い方がよい花が見られたようです。個体数は少なく。数個体が見られただけでした。絶滅危惧種です。

コハクラン
Oreorchis indica)
亜高山帯の苔の中に生えていました。
一枚ペロンと伸びる葉が特徴です。
先端は鋭く尖ります。


Canon EOS R
Canon RF35mm F1.8 MACRO IS STM
コハクラン
自花のアップ
よく見ると
萼片が三枚、花弁2枚が
それぞれ琥珀色をしています。


Canon EOS R
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
LightPix Labs FlashQ Q20II