シソ科 ヤマハッカ属 タカクマヒキオコシ
タカクマヒキオコシは高隅の名がついていますが、本州の福島県以南から四国、九州まで広く分布する植物です。でも、高隅の名があるのでやっぱり高隅山で見てみたかったのですが、何とか高隅山で見ることができました。
ヤマハッカ属の植物は、どれもよく似ているので、見分けるのが難しいです。見分けるポイントは萼の形と葉の形です。
タカクマヒキオコシの萼は、はっきり上下に分かれ、上側のみっつは反り返ります。タカクマヒキオコシの葉は細長く、長楕円形で鋸歯は低いです。花冠の長さは7-12mm。タカクマヒキオコシを見分けるには、花と萼のアップ写真と、葉の形がわかる写真が必要になります。

(Rabdosia shikokiana var. intermedia)
葉が細長いのが特徴です。
茎上部の葉はあまり細くありません。
Canon EOS R
Canon RF35mm F1.8 MACRO IS STM

萼片の形に特徴があります。
花冠の基部に腺毛があるようです。
Canon EOS R
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
LightPix Labs FlashQ Q20II