サルカケミカン 宮古島の植物

ミカン科 サルカケミカン属 サルカケミカン

 今回、宮古島で見た花のひとつにサルカケミカンがあります。トゲだらけのつる性の茎を長く伸ばす植物です。トゲは下向きで、とても鋭いものです。トゲは大きくはありませんが、たくさんのトゲが生えています。このトゲがサルカケミカンの名前の由来です。

 サルカケミカンが特徴的なのは3枚の小葉。小さな葉ですが、なかなかかわいいのです。裏に油点があるようなので、次回はちゃんと写真を撮ろう。

 サルカケミカンは雌雄異株。ちょうど花の時期でした。でもたくさんの若い果実もありました。果実は最終的に赤く熟すそうなのですが、まだ緑色でした。直径7mm程度で、球形に近い形をしています。

サルカケミカン
Toddalia asiatica
葉がみっつ
これだけ見ても、
あまりトゲはないです。

Canon EOS R
Canon RF35mm F1.8 MACRO IS STM

サルカケミカン
雄花かな?

Canon EOS R
Canon RF35mm F1.8 MACRO IS STM

サルカケミカン
レモンのような形です。
本来は球形のものが多いようです。
でも表面にぶつぶつがあります。
やはり柑橘類ですね。

Canon EOS R
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM