新宿御苑の植物

 昨日新宿御苑に行きました。温室植物が目的で行きましたが、目的の花はまだ咲いていませんでした。でも、目的の植物以外にはどんどん花が咲き始めていました。早咲きの桜が人気でしたが、地味なハチジョウキブシがきれいでした。

 昨日に引き続き今日もウグイスの鳴き方連取の時間を図ったのですが、今日は7時原12時まで断続的で規則性はありませんでした。

ハチジョウキブシ

 キブシ科キブシ属の植物。伊豆七島の八丈島で見つかったことが名の由来です。ハチジョウキブシは、キブシに比べてとにかく花の数が多く、花は相当豪華に見えます。以前八丈島へ野生のハチジョウキブシを見に行きましたが、その時も密度が濃くってたくさん咲いているハチジョウキブシの花に驚かされました。ハチジョウキブシは葉の展開よりも早く咲き、花序も長く密度も濃い、とてもきれいな花です。

 新宿御苑では入口近くに咲いています。広い場所に植えられているハチジョウキブシの古木は、枝を横に広げて、見事に開花していました。花粉がある雄木のようです。

ハチジョウキブシ
Stachyurus praecox var. matsuzakii)
まだ咲き始めです。
蕾が小さいので花序の先端が細くなります。

Canon EOS R10
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
ハチジョウキブシ
花は上から咲いていきます
葉も展開し始めています。
このくらいの開花具合も好きですが、
もう少し咲くと
もっと豪華になります。

Canon EOS R10
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM