ラン科 エビネ属 ダルマエビネ
もう2か月近い前ですが、キリシマギンリョウソウを撮影に行った時の事です。だいぶ時間がたってしまいましたが、すばらしい植物が撮影できたので紹介します。
鹿児島ではキリシマギンリョウソウ以外に、もうひとつの目的の植物がありました。それがダルマエビネです。以前、冬に葉っぱを見ていたので、梅雨時の花の時期にも行きたいと思っていました。
いつもは植物を見た場所を正確に覚えているのですが、今回はちょっと記憶と違いました。「あれ、ここだと思ったんだけど・・・」と一人つぶやきながら歩いていました。山を歩きながらきょろきょろしてダルマエビネを探しましたが、なかなか見つかりません。おかしいな~。最後になんとか見つけることができました。
「そうだ!ここだった!」と今さらながら思い出しました。前から見たいと思っていいた花なので、ダルマエビネと出会えた喜びはとても大きいです。暗い樹林の中でひっそりと白い花を咲かせるダルマエビネは、とてもきれいな花でした。花は不思議な形をしています。なんだかお人形さんの様な・・・。
ダルマエビネはいくつかありましたが、まだちょっと花には早くて、つぼみの個体も多かったです。花は咲きたてでした。でも、もっとたくさん花が咲いている季節に、もう一度来てみたいですね。とてもいいランでした。