ヤクシマシライトソウ 屋久島で見た植物

シュロソウ科 シライトソウ属 ヤクシマシライトソウ

 屋久島で見られたシライトソウの一種。チャボシライトソウだと思っていましたが、ちょっとチャボシライトソウとも違います。チャボシライトソウの花被片はもっと糸状で長いのですが、このシライトソウは短くてちょっと太め。シライトソウよりも小さく、シライトソウよりも花被片は細く、小さく、まばらで、先端がわずかに膨らんでいます。葉も小さく形も披針形で先端は尖ります。

 何かわからなかったのですが、調べているとヤクシマシライトソウというものがあるようです。屋久島にはチャボシライトソウとヤクシマシライトソウがあります。チャボシライトソウは5月に咲き、ヤクシマシライトソウは6-7月に咲きます。それ以外の記載もヤクシマシライトソウのようです。

 ヤクシマシライトソウはほとんど情報がなく、これがヤクシマシライトソウかがはっきりわかりませんが、ヤクシマシライトソウとしてみます。

ヤクシマシライトソウ 
Chamaelirium japonicum subsp. yakusimense)
標高700m付近の
川沿いの岩の上に生えていました。
葉の先端はとがっています。
花期は6~7月。

Canon EOS R5 MarkⅡ
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
ヤクシマシライトソウ
花被片は細いですが、
チャボシライトソウほどではありません。
ヤクシマシライトソウなら
チャボシライトソウより珍しい植物でした。

Canon EOS R5 MarkⅡ
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM