信州の山に登ってきました。展望がすばらしい山でした。松本と岡谷と諏訪の間の山です。今回は山のお話。
あさ、車で山の途中まで登ると、まだ霧の中でした。でも歩き始めると、霧はゆっくりと下がり、雲の上に出てきました。展望地に出ると、まず見えたのは御嶽山と乗鞍でした。霧は雲となり、雲はどんどん降りて、雲海となり、空は青空になりました。西側の雲が上がると、今度は北アルプスが見えてきました。まずは穂高岳。そして槍ヶ岳。どんどん北側に山のパノラマが広がっていきます。「あれが前穂で、こっちが奥穂で、右が北穂だ、あっ槍ヶ岳だ!」
鉢伏山の山頂からはさらに中央アルプスの駒ケ岳、南アルプス、富士山、八ヶ岳・・・。日本の3千m峰の多くが見えていました。花はまだ少し早く、レンゲツツジはまだ蕾です。
さらに二ッ山まで足を伸ばしました。美ヶ原、霧ヶ峰、八ヶ岳を眺めながらの稜線歩きです。この山はすばらしかったです。私の経験でもトップクラスの好展望の山です。周囲はほとんどが背の低い笹原で、とても広々としています。ルートはアップダウンがありますが、ダケカンバやカラマツの新緑がとても美しく輝いていました。登山者もそれほど多くはなく、いい山歩きを楽しみました。
山はいいなあ。