ナンバンハコベ 八ヶ岳山麓の植物

ナデシコ科 ナンバンハコベ属 ナンバンハコベ

 ナンバンハコベも今回見たかった植物です。ナンバンハコベは高原や産地の草地に生える植物です。ほかの植物に寄り掛かりながら、伸びていきます。つる植物に似た伸び方をします。時々あちらこちらで見るのですが、数年前に八ヶ岳山麓のナンバンハコベのすばらしい群落を見ていたので、また見たいと思っていました。記憶よりも群落は減ったような気もしますが、今回最後に行った場所ではすばらしいナンバンハコベの群落に出会いました。

 ナmmバンハコベを漢字で書くと「南蛮はこべ」。南蛮というのは「外国の」という意味ですが、これは間違いで、日本に自生する植物です。花は大きくて、まるで園芸植物のよう。ちょっと変わった植物なので、それを「ナンバン」と称したのでしょう。

ナンバンハコベ
(Cucubalus baccifer var. japonicus )
花はたいてい下を向いて咲きます。
ナンバンハコベの枝は細く
ほかの植物に頼って
登っていきます。

Canon EOS R
Canon RF35mm F1.8 MACRO IS STM

咲きたてのナンバンハコベの花。
これから萼筒が分かれて広がり、
花弁が長く伸びます。
これくらいの花はマンテマに似ています。
でもすぐに上の写真のように
花は広がっていきます。
ナンバンハコベの花の直径は2~2.5cm。


Canon EOS R
マウントアダプター EF-EOS R
Canon EF100mm f/2.8L Macro IS USM
Canon スピードライト 270EXⅡ

ナンバンハコベの群落
こんな大きなナンバンハコベの
群落は見たことがありません。
すばらしいです。
イヌゴマなども咲いています。

Canon EOS R
Canon RF35mm F1.8 MACRO IS STM