タヌキマメ 多摩丘陵の植物

マメ科 タヌキマメ属 タヌキマメ

 長沼公園ではタヌキマメが実になっていました。タヌキマメの特徴は、マメ科の植物としては珍しく、萼が肥大化し、その上たくさんの長毛が生えているところです。長細い葉っぱが一枚というのも特徴です。

 タヌキマメの青紫色の花は、わずかに残っていましたが、ほとんどが豆果実になっていました。中身を空けてみると、馬の鞍のような、おもしろい形をした豆が入っていました。とても小さい豆です。タヌキマメはなんだか不思議な植物ですね。

 

タヌキマメ
Crotalaria sessiliflora
タヌキマメの果実。
毛が生えてぶーらぶら。
毛が生えているのは萼片です
この中(間)に豆鞘が入っています。

Canon EOS R
Canon RF35mm F1.8 MACRO IS STM
タヌキマメの豆
革袋(毛が生えた萼)に包まれ
こんな豆鞘が入っていました。
ずいぶん太いです。

Canon EOS R
マウントアダプター EF-EOS R
Canon EF100mm f/2.8L Macro IS USM

タヌキマメの種子
変な形をしています。
つやつやした感じも変わっています。


Canon EOS R
マウントアダプター EF-EOS R
Canon MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト
Canon スピードライト 270EXⅡ