キバナアキギリ 山の植物

シソ科 アキギリ属 キバナアキギリ

 榛名山にはキバナアキギリが咲いています。夏の終わりの花の少ない季節に咲く花です。山の中や里山、海岸近くの丘など広い範囲で咲く多年草です。草丈20~40cm。葉の基部が広がる独特な形をしています。

 アキギリ属は花が美しいのです。キバナアキギリの学名はSalvia nipponicaニポニカ・サルビアです。あの園芸植物のサルビアもアキギリ属なのです。園芸植物のサルビアの花は朱色ですが、キバナアキギリは黄色、アキギリは淡青色ですが、アキギリの分布は西日本なので、私はちゃんと撮影していません。群馬県と長野県にはシナノアキギリが分布します。

キバナアキギリ
Salvia nipponica
葉の葉柄近い部分が左右に張り出すのが特徴です

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS  M.ZUIKO 60mm マクロ F2.8

キバナアキギリ
まだつぼみがあったり、
もう若い種子ができ始めていたり
花期は長いようです。
雌しべの先端が2本に分かれ、
紅紫色になります

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS  M.ZUIKO 60mm マクロ F2.8